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日本盲人キリスト教伝道協議会創立50周年記念の様子

 日本盲人キリスト教伝道協議会は本年8月に創立50周年を迎えました。しかし、盲人伝道の歴史はずっと古く、明治時代初期に来日した宣教師たちの盲教育への取り組みから始まっています。そこで福音に触れた盲人の多くは、ヨハネ福音書9章のイエス様の言葉により因果応報の思想から解放され、自分の障害に積極的意味を見出し、盲人社会の福祉と文化の向上に指導的な役割を果たしてきたのでした。

 これはまた点字聖書の歴史でもあります。1890年に日本語の点字が考案され、最初に点字出版された書物がヨハネ福音書だと言われています。それから間もなく新約聖書の点字版が出版されましたが、信仰に燃える当時の盲人たちは更に旧約聖書を渇望し、とうとう自分たちの手で、その点字出版を成し遂げたのであります。これは1924年のことで、聖書全巻の点字出版としてはイギリスに次いで世界で2番目という快挙でした。しかし、その作業は命懸けの仕事であったと聞きます。その後、日本聖書協会が点字聖書の出版の労を取って下さっています。

 この視覚障碍者と福音信仰と点字聖書の深い関係は、戦前の盲人たちの伝道活動から戦後の盲人伝道協議会の働きへと引き継がれ、日本聖書協会と盲人伝道協議会は常に協力して点字聖書の出版と普及に努めてきました。その柱となる方針が、点字聖書の価格を一般の聖書と同じにするということでした。そこには当然大きな赤字が生じますが、その負担は共に聖書を読む多くの方々や諸教会にお願いするより他に方法はありません。そのことによって、誰もが同じ費用負担で、聖書を読むことが可能となっているのです。

日本盲人キリスト教伝道協議会
1951年に設立された全国の盲人キリスト者、また団体や事業体の総合連絡機関であると共に超教派の盲人伝道機関として、種々の事業及び活動を行っています。
<加盟団体33、維持会員470名>
住所: 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-1F
電話: 03-3203-4219, FAX: 03-3203-4219



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