聖書翻訳の歴史 | 翻訳史5 ギリシア語の写本


1 ザ・バイブル
2 聖書は何語で書かれたか
3 聖書の成り立ち
4 聖書は写本で伝えられた
5 ギリシア語の写本
6 パピルスやヴェルムに
7 翻訳された聖書 古代訳
8 民衆の聖書となる 現代語への翻訳
聖カテリナ修道院
シナイ写本
写真の説明
シナイ山麓の聖カテリナ修道院とシナイ写本(4世紀)
1844年ティッシェンドルフが43枚の皮紙に書かれたギリシア語の写本を発見。その後298枚の旧新約聖書の写本が見つかった。旧約の1部と新約の全部(マルコの最後の12節を欠く)がある。(写真提供/横山  匡)

ギリシア語写本は大文字写本Uncialと小文字写本Minusculeとに大別される。大文字写本はすべて大文字で語と語の切れ目が無く、文様のように美しいが、慣れないと読むのには困難である。小文字写本は草書体で語の区切りもあり読み易い。9世紀を境に、それ以前が大文字写本で、小文字写本はそれ以後に属する。そして3世紀ごろまではパピルスに書かれたものが多く、また巻物(Scroll)に代わって綴本(Codex)が多く見られるようになる。



大文字写本で主たるものは、
(1)アレクサンドリア写本5世紀前半、アレクサンドリアで作成されたと推定されている。大英博物館所蔵。
(2)ヴァチカン写本4世紀、ヴァチカン図書館所蔵。
(3)シナイ写本4世紀、シナイ山麓の聖カテリナ修道院でティッシェンドルフが発見した。発見後ロシア皇帝に献じられペテルスブルク図書館に置かれていたが、ロシア革命後ソビエト政府からイギリスが買い取り、現在大英博物館所蔵。

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