聖書ができるまで | 製紙工程


聖書は薄い紙で作られています。
聖書の薄い紙

聖書は、旧新約聖書の合本を原則とするため、ページ数が多くなります。そこで紙を薄くし、本の厚さをいつも一定に保つ必要があります。また、聖書は繰り返し読まれるため、紙が強靱であることや、しなやかでめくり易いこと、また万年筆などで書き込みをした場合に、インクのにじみのないことが要求されます。

先ず、使用原材料の選択が紙を作る上で重要なポイントとなります。木材パルプは針葉樹、広葉樹などから作られますが、特に聖書には強い繊維の針葉樹を主体に混合して使用しています。なお、薄い紙は木材パルプの使用量が少なく、森林資源を無駄遣いしない優れた紙として知られています。

また、練り歯磨きなどに使われている炭酸カルシウムや、ペンキの顔料などに使われているチタンを使用し、裏写りを防ぐために紙の不透明度を上げるように加工します。さらに、牛脂からとれる脂肪酸をインクのにじみを防ぐサイズ剤として使用します。

聖書一冊の2,450ページを、いろいろな紙で測ってみると…
いろいろな聖書
文庫本 9冊
10cm
(2,406ページ)
現代用語の基礎知識 2冊
13cm
(2,800ページ)
聖書 1冊
5.7cm
(2,450ページ)
単行本 9冊
19cm
(2,600ページ)
新聞(2つ折り) 40日分
16cm
(2,400ページ)
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