新翻訳事業について

聖書事業懇談会 文化を超えて聖書の行間(神のマイナンバー制度) 浦野 洋司

浦野 洋司氏
2016年3月11日
於:メルパルク横浜

※本講演の聖句箇所の多くが新翻訳の校正段階の本文から引用されていますが、いずれも確定した本文ではなく今後変更となる可能性があります。

はじめに

本日は「聖書の行間」つまり、聖書の文言に隠れている部分があるという点を中心にお話したいと思います。行間を読むともいいますが、それは文章に直接表現されていない筆者の真意をくみとることです。これを聖書に当てはめてみたいと思います。当初、この講演の副題を「聖書もマイナンバー時代」としておりましたが、意味が曖昧で誤解を招く表題でもあり、「神のマイナンバー制度」と変更しました。本日は特別に政治的な意味合いは全くないことを冒頭に強調しておきたいと思います。

現在行われている聖書協会の新翻訳事業の特徴は簡略化して言えば、以下のようになるでしょうか。まずそれは当然、全教会が使用するものである聖書をめざしていることです。 そのために、典礼で使用できる美しい日本語、かつ現代人の感覚に合ったもの、また日本語と日本の文化に貢献するべく沢山の資料を網羅し、適切な訳語を発見すべく、日々努力しているわけです。

本日は以下の4点の流れで話を進めたいと思います。

  1. 聖書には慣れという落とし穴、習慣、固定概念で見落とす、または見ないでいる部分がある
  2. 文化を越えて・狭い特殊世界から普遍拡大世界へと向かう聖書の世界
  3. 翻訳作業の中で遭遇した事例・新翻訳の一側面
  4. 「聖書に書いてない事柄」についてとまとめ
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