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モーリシャス聖書協会が、み言葉で暴力反対のキャンペーンを展開

モーリシャス聖書協会のキャンペーンの一環として80台のバスに貼られたポスター

モーリシャス――10月にモーリシャス聖書協会は反暴力のキャンペーンを行いました。

暴力事件が多発して人々の心配を掻き立てる中、モーリシャス聖書協会は10月の初めの1週間、ポスターやチラシを用いて他者への寛容、礼儀、尊敬を説くメッセージを伝えた。

モーリシャスは人口120万人と小さな国であり、政府が不安を抱くほどに高まっている暴力の現状には対応しきれない、と社会評論家は語っている。

聖書協会は10月1日に、宗教と社会一般の両方からなるグループと共に7日間のキャンペーンを実施した。80台のバスにポスターを貼り、ボランティアによって5万枚のチラシが学校、ショッピングセンター、バスの停留所で配布された。

マタイによる福音書7章12節から部分的に取られた「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にもしなさい。」というメッセージを元に、寛容、愛、尊敬、礼儀、一致と赦しなどの価値観に言及した。

ゴールデンアワーのテレビ放送のインタビューで、聖書協会総主事のマルコ・エティヴ氏は、モーリシャス社会で日常的に起こっている暴力の増加を非常に心配していると述べた。キャンペーンのパートナーである代表者と共に、エティヴ氏はこの話題に関してラジオの一時間番組でも討論した。

専門家によれば産業化がモーリシャスの経済発展に貢献し、生活レベルを向上させたものの、それは同時に、若者たちに否定的な影響を与えた。生活のペースが早くなるにつれ、働く両親たちは子供たちのために時間を割くことができなくなってしまった。ある人々の意見によれば、教育システムは学問的な達成にばかり重きが置かれ、子供たちの牧会的な必要があまり満たされなくなったのである。

毎日の新聞では、女性、若い女の子や子供たちにいたるまでへの暴力の記事であふれ、加害者はしばしば若者たちである。

聖書協会のパートナーとして問題提起をしているグループは、官公庁の麻薬中毒患者の治療・リハビリ局、宗教課、ストリート・チルドレンの社会復帰などのために働いている非営利団体、そして警察犯罪防止課である。

今回のキャンペーンは2007年11月に「暴力がわたしたちの子供たちの未来を破壊している」と題して行われたキャンペーンの延長線上にあり、新しい冊子が先月のキャンペーンのために作成された。

キャンペーン中に、聖書協会のボランティアであったプリシラは有給休暇を取り、観光会社と共に15人の恵まれない背景で育った若者たちと共に、冊子を用いて様々な価値について話し合った。彼らを小さなグループに分け、各グループにスケッチを描いてもらったが、結果は非常に力あふれるものとなった。

学びの後、若者一人一人が50部の冊子を配布するために持ち帰った。プリシラは冊子を用いて、子供たちがいるカップルの学びのためにも使用する予定である。これらの価値を実践することが家族の長の責任だとプリシラは語っている。

(ワールドレポート 2008年 11月号)


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