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戦地よりの報告(アゼルバイジャン)

ナゴルノ・カラバフの戦地から5km程離れた場所に住む若いこの男性(写真左)は、キタブ シュレクティからやって来たアディルにカセット・テープ「信仰は聞くことにより始まる」("Faith Comes by Hearing")とテープレコーダーをもらい喜びました。彼は彼の家に隣人を呼び、一緒に聞く予定です。この家は彼が両親の面倒を見ながら、自分で建てたものです。

「最初に戦地からここにやって来たときには、家を建てなければならなかった。でもどのように建てたらいいのか、どこから始めたら良いのかすら、分からなかった。そこで僕の隣人がどのように泥のレンガを作っているか、壁を建てているか見に行って、真似して建てたのです。」


サマは7歳です。戦地であるナゴルノ・カラバフに近い町、アグダムの近くにある仮小屋に祖母と一緒に住んでいます。キタブ シュレクティやバクーにあるその他の教会のチームが2006年に二度避難民たちを訪れました。サマとおばあさんは彼らと共に暮らしています。キタブ シュレクティのディレクターであるグルシャン・フセイノヴァ氏は、見るからに病気である可愛い女の子に心を打たれました。

「それはとても暑い日でしたが、彼女は頭から足のつま先まですっぽりとくるまれていました。彼女のおばあさんに一体どうしたのかと尋ねると、生活状況が悪いために、サマはいつも寒いと感じていて病気ばかりしていると答えました。特に冬になると家が凍えるほど寒いのでとりわけ大変だということです。」

サマのおばあさんはナゴルノ・カラバフにある以前住んでいた家についてグルシャンに話してくれました。おばあさんが必要なものは何でも揃っているとてもいい家だったということです。ですが紛争が始まった時に家は焼かれ、彼女は命からがら逃げなければなりませんでした。サマの両親は政府から与えられた戦地に近い場所に住んでいます。この家にはより近代的な設備もあり、まともな家ですが、サマはライフルの音を怖がり、そこに住むことを嫌がっています。

何週間後かにチームが彼らを再び訪れた時、サマに洋服と子供の聖書を持って行きました。チームはまたコンサートも催し、サマも含めて何千人もの避難民が出席しました。

*アゼルバイジャンでは人口の殆ど(98%)が名目上イスラム教徒であり、クリスチャンの人口は小さく、1万人程度にすぎません。その中でキタブ シュレクティ("The Book Company")は主にみ言葉を届けるために1994年より活動を始めました。聖書翻訳出版、活動の他にも戦地や避難民を訪れたり、み言葉を伝えたり、草の根活動を続けています。前述の物語はその活動のほんの一端です。


(ワールド・レポート2006年 12月号)


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