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戦地よりの報告(アゼルバイジャン)

「息子は本を一気に読みきるということがなかったのだが、この聖書は別だった!」

このような反応がジンバブエの聖書協会を通してライオン・グラフィック・バイブルを購入した両親たちから上がっています。

『―創世記から黙示録までの完全な物語―』と副題にあるこの本は、聖書物語をこま割漫画形式で10代の子供たちにために書き直したものです。

「視覚的な表現が子供たちにとっては魅力的で、このような商品があると知ると、多くの子供たちが自分用に買い求めました。」と、ジンバブエ聖書協会の総主事であるエドワード・ムテマ氏は言います。

まず、このグラフィック・バイブルを製品化するのは簡単ではありませんでした。というのも、恐らく神の言葉を伝えるのにこま割漫画は相応しくないのではないか、という疑問が両親たちにあったからでした。

幸いにもムテマ氏は、カトリック司教協議会、ジンバブエ教会協議会、そしてジンバブエ福音系フェローシップらが一堂に会したミーティングにチャンスを見つけました。「われわれはグラフィック・バイブルをその会議に集った、異なる50の宗派のトップの人々に配ったのです。その後、多くの問い合わせが殺到するようになりました。」

ジンバブエ福音派フェローシップの総主事であるムチェチェテレ牧師は、ムテマ氏に後にこのように語りました。「わが息子はあまり一度に本を読みきることがないのだが、あなたのところのグラフィック・バイブルを手にすると、それを読みきったのです。そしてもう一人の息子からも彼のためにも一冊買うようにせがまれました。」

また、ある別の顧客は、「非常に簡単に読めるし、もっと読みたいと思わせる」と言っています。

ムテマ氏はハイレベルのイラストと、大判かつ紙装で読者にやさしいところが若者に受けていると言います。前述のミーティングで50部配った後、聖書協会の委託販売品であった900部は、すぐに売れました。
「われわれのチャレンジは、より広範囲の読者に届くよう、他の二つの主要な言語であるショナ語とヌデベレ語にも用意することです。」

ジンバブエでは人口の70%がキリスト教徒であり、そのうちの50%以上が18歳未満です。
ジンバブエ聖書協会は、すでにそこにマーケットがあると確信しています。

ムテマ氏のアシスタントであるマフバ氏は、「これまでの反応を見ると、資金があればあと3000部は簡単に配布できます。」と語っています。


(ワールド・レポート2007年 1月号)


※ライオン・グラフィック・バイブルは英国人イラストレーターのジェフ・アンダーソン氏(Judge Dreddコミックも担当)とクリスチャンの作家であるマイク・マドックス氏(バットマンやスーパーマンの漫画で有名なDC Comicsから出版された商品にも関与)の作品です。この本は元々、1990年代に制作されました。英国では今までに非常に良い評価を得てきました。日刊紙の『ザ・ガーディアン』は、「ジェフ・アンダーソン氏の驚くべき絵は全ページをあっと言わせるイメージで満たし、マイク・マドックス氏の文章は叙事詩的なトーンをうまく保っている」とコメントしています。最初にこの本が発刊された時、マドックス氏はテレビの宗教番組で、聖書を「人々の口から泡が吹いている(吹き出しのこと)」ものに変えた感想は、と聞かれたといいます。「漫画は真面目な主題も扱うことができます。大人を対象とすることも難しいことではありません…。漫画という媒体は子供だけのものである必要はありません。大人向けの物語にも使うことができます。われわれは、史実にできるだけ忠実であるように努力しました。」


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