総主事 渡部 信
General Secretary Makoto Watabe
ミャンマーのキリスト教会近況
エジプト聖書協会の人々
  5月初め、軍事政権下のミャンマーのヤンゴン市を訪れました。人口約5000万人、そのうち仏教徒は80%を超え、スリランカ、タイと並ぶ典型的な仏教国です。キリスト教宣教は日本より半世紀早く、1831年にアメリカの宣教師によって始められました。特にアメリカ南部と北部のバプテストが一致して教化に努めたため、現在、クリスチャン人口は5%にあたる約300万人で、そのうち半分はバプテストだそうです。ただ、信教の自由は認められているものの、言論の自由が制限されているので、少数派のクリスチャンにとって、中国同様、宗教活動は制限されています。聖書など印刷物の国内持ち込みも許可制です。日本聖書協会は、2003年に募金活動の働きとして、西部チン州の少数民族語ゾトゥン語の新約聖書が初めて翻訳されたのを期に、聖書製作を支援し、3000冊を送りました。旧約聖書は今も翻訳が進められています。

  主日には、ゾトゥン族の教会で礼拝の説教奉仕をするとともに、ゾトゥン語聖書製作に対する感謝の歓迎をいただきました。そのほか、市内の10教会以上を訪問しましたが、いずれも200~300名収容する教会堂で、主日には部族語ごとに数回の礼拝があり、満席状態でした。なぜ仏教国にありながらキリスト教伝道が成功しているのかと訊ねたところ、クリスチャン家系が170年あまり確実に継承されているとのことで、たいへん感銘を受けました。さらには、韓国の教会の応援、近年はインドネシアの教会との関係強化など、諸外国の支えがあるということでした。 ぜひ、ミャンマーの部族語聖書の翻訳と製作のため、これからもお祈りとご支援をお願いいたします。
2004年5月
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