総主事 渡部 信
General Secretary Makoto Watabe
スマトラ沖地震・津波被災地を訪ねて
各国犠牲者の遺体が安置されている慰霊所
津波被害にあったホテル
津波によって流された車と倒壊した建物
  4月にマレーシアにて聖書協会アジア・太平洋地区総主事会議に出席した折に、私はタイのプーケット島を訪れました。島の西側のバトン海岸側が被災地と聞いて出向いたところ、海岸沿いの建物は皆、新築、或いは改築中でした。ほとんどの人々には津波は初体験、ただ海の水が突然流れ込んで来て、何が何だか分からない状況で早く逃げた人が助かったというのが生死の分かれ目となったようで、未だにかなりの行方不名者がいると言うことです。そこでもっとも被害が大きかった、プーケット島を出て北側の海外線、タイムアンという場所に現地の人々に連れて行ってもらいました。ここでは多くの死者は外国からの観光客で、44か国の人々にも上ります。もうひとつ特徴的なこととしては海抜ゼロメートルにある宿泊施設は壊滅したのですが、わずか2,3メートルでも高い所にいた人は被害が少ないのです。ニュースで聞くように全ての人々が被害にあったのではなく、たまたま海抜ゼロメートルにいて逃げ遅れた人々がその被害にあったのが本当の姿でしょう。その点こうした観光地よりもインドネシア、スリランカの方が現地の人々の被害は大きかったのかもしれません。

  日本聖書協会では、この度被災国であるスリランカ、インド、マレーシア、タイ、シンガポール、インドネシアの6か国へ英語の音声聖書バイブルトークを1,000個製作しそれを各国に分けて寄贈いたしました。日本聖書協会として何を支援すべきかと考えた結果で、そこには各国聖書協会がチャリテイ頒布することによって資金を得て、それぞれの復興の用途に用いてもらおうという意図が働いています。ただタイだけは既にアカ語聖書を製作中でしたので、この分の3,500冊の聖書を寄贈いたしました。
2005年5月
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