総主事 渡部 信
General Secretary Makoto Watabe
愛徳印刷所、福州市と平潭島の発展
式典
福州市の教会
  2012年11月8日(木)、中国南京愛徳印刷所にて「1億冊聖書慶典」が世界中の聖書協会を招いて行われました。文化革命後に信教の自由が認められ、中国国内の教会指導者たちは「自治、自伝、自養」の「三自愛国運動」方針の下、教会の自立を目指しました。運動の根幹を支えるため、聖書協会世界連盟は募金を集め、中国基督教両会はその寄付金で印刷工場を建設しました。
  以来30年間で中国国内向けに6,000万冊、海外向けに4,000万冊の聖書が印刷・製本されました。この間、中国のクリスチャン人口は100万人から6,000万人以上に増大し、近年最も成功した聖書協会による聖書事業支援活動の例と言えるでしょう。現在も聖書協会世界連盟はその紙代を補助しています。南京愛徳印刷所は年間1,200万冊の聖書を印刷・製本することが可能で、名実ともに世界一の規模を誇ります。
  式典後の週末、私は福建省福州市の教会に招かれ、土曜日には伝道集会の、日曜日には主日礼拝の説教を奉仕しました。1,000人程の聴衆の中から20名を超える人々が招きに応え、前に進み出て信仰の決心をしたのです。恵みの時でした。
  さらに福州市の最東端、海峡を挟み台湾に最も近い位置にある平潭(ピンタン)島の教会も訪れました。香港と深圳(シンセン)市が海外から中国大陸の玄関口として発展した様に、ここ5年間で福州市と平潭島がその役割を担う計画があり島全体が香港のような大都市として生まれ変わるべく、再開発途上と聞きました。平潭島には約3万人のクリスチャンがおり、更に1万人を収容できる新たな会堂を建築するそうです。文化革命以降の二代目、三代目クリスチャンで経済的に成功した40代の教会員らが、多額の献金を教会に寄付し新会堂建設に意欲を燃やしている様子を拝見しました。また、工事中の福建神学院を見学した際も、日本では想像も出来ないその敷地面積と大きな建築物に驚かされました。
2012年11月
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