JBSニュース

2012年10月30日

「国際聖書フォーラム2012」を開催いたしました。

第三回目となる国際聖書フォーラム2012は、2012年7月5日から6日にかけてホテルニューオータニ(東京、赤坂)にて国内外から5名の講師を招いて開催されました。参加者はレセプションを含め、のべ1,872名でした。
 W・H・シュミット氏は、「新約と旧約の信仰は、創造主への信仰や同じ倫理を共有しているだけでなく、世の終わりには平和に満ちた世界が出現することを待ち望んでいる点でも同じである」と述べ、聖書の信仰が今の苦しみを乗り越える希望を与えていると語りました。
 レスター・L・グレイビー氏は、新約聖書に大きな影響を与えている第二神殿時代のユダヤ教文書と宗教事情を解説しました。
 ペトラ・フォン・ゲミュンデン氏は、「死の危険に直面していたパウロ、そして、迫害の恐怖を体験していたヨハネの共同体が、その恐れに打ち勝っていく過程として、ロマ書とヨハネ福音書が読めるのではないか」と新しい視点を紹介しました。この視点は今、不安や恐れを持つ私たちにも励ましになることでしょう。
 田川建三氏は、ヨハネ福音書の著者がエルサレムに詳しい人物であって、歴史的な細かい事実にこだわって書いているということを様々な例を挙げて論証していきました。
 レセプションで大貫隆氏は「3.11の時に海辺に打ち上げられた数千の遺体を前に、キリスト教が何を語れるのか自問した。語れるとすれば、それはイエスの復活のゆえに、私たちにも復活の希望があるということ。これこそがキリスト教信仰の中心ではないか」と語りました。
 「聖書を識る」という今回のテーマのとおり、聖書を深く学ぶ機会となりましたが、講演の多くは単なる知識に終わらず、聞く者に励ましや希望を与えてくれました。


W・H・シュミット氏

ペトラ・フォン・ゲミュンデン氏

大貫隆氏

販売コーナー

レスター・L・グレイビー氏

田川建三氏

会場の様子

海外講師と会場にて


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