2025-26聖書カタログ

ウェブページ「聖書の選び方ガイド」をご参照ください。 https://www.bible.or.jp/online/how-to-choose.html ※1 旧約聖書続編 旧約聖書続編は、紀元前4世紀から紀元後1世紀にかけて成立し た「七十人訳」と呼ばれるギリシア語訳旧約聖書に由来し、ヘブ ライ語聖書にない書が含まれています。古代以来、これらの書も 教会の伝統として大切にされてきた歴史があります。 13書のうち、はじめの10書をカトリック教会では「第二正典」 と呼び、正典として認めています。他方、プロテスタント諸教会 ではこの13書をアポクリファ(外典)と呼び、正典とは区別して います。この13書のことを、当協会では「旧約聖書続編」と呼ん でいます。 ※2 引照つき聖書 聖書理解の助けとなるよう、並行記事、相似するテーマや教え、 語句、各種説明などが載った聖書の他の部分の書名章節を、欄外 に記してある聖書です。聖書の学びが深く豊かになります。 ※3 注つき聖書 底本を離れる場合の「異読」、他の翻訳聖書と解釈が大きく異な る場合の「別訳」、また、「言葉遊び」などを本文の欄外に記載した 聖書です。 ※4 スタディ版(スタディバイブル) 聖書本文の他に、各書の概説、そして各ページの欄外に「生活習 慣・社会・地理・歴史」および「神学上の基本的意味」をわかりやす い言葉で解説したスタディ注を掲載しています。 上の1〜 7に、引照・注つき聖書※2※3、和英対照聖書、 スタディ版※4などが加わります。 ■聖書は旧約聖書・新約聖書・旧約聖書続編※1の 3つの部分から構成されています。 ①旧約聖書(創世記からマラキ書までの39の文書) ②新約聖書 (マタイによる福音書からヨハネの黙示録までの27の文書) ③旧約聖書続編※1(トビト記からマナセの祈りまでの13の文書) ■出版の形態では6つに分類されます。 1 聖書(①と②を1冊にしたもの) 2 聖書/旧約聖書続編つき (①〜③を1冊にしたもの) 3 旧約聖書(①) 4 旧約聖書/旧約聖書続編つき(①と③) 5 新約聖書(②) 6 新約聖書/詩編つき (②に旧約聖書の1文書である「詩編」を加えたもの) 7 新約聖書/詩編・箴言つき (②に旧約聖書の1文書である「詩編」・「箴言」を加えたもの) 聖書の構成について 聖書の訳文について 口語訳 1954年(新約)、1955年(旧約)発行 【底本】旧約=キッテル改訂3版、新約=ネストレ校訂21版 戦後の国語の変化や聖書の学究の急速な進歩により高 まった、聖書の口語体への改訳要求に応え、平易簡明の 文体を旨とした訳業が日本人の聖書学者によってなされ た。1955年度の「毎日文化賞」を受賞するなど話題を 集め、戦後の混乱期から高度成長を遂げてゆく日本の、 とりわけプロテスタントの教会や学校に広く普及。文語 訳聖書ゆずりの歯切れよい文体は、聖句を暗唱し、信仰 生活の標語として心に留め、それによって神の導きを受 けるのに適していると称える愛用者は現在も多い。 文語訳 1887年(旧約)、1917年(改訳新約)、1982年(現行 新組版)発行 【底本】旧約=特定不可能(参考として欽定訳英語聖書、 ブリッジマン・カルバートソン漢訳聖書なども用いられ た)、新約=ネストレ校訂10版とされる 禁令が解かれる前後から聖書の日本語訳を試みてきた 各派宣教師らが、1874(明治7)年から「翻訳委員社 中」として共同で翻訳を始め、分冊で順次出版し、1880 (明治13)年に『新約全書』が完成。旧約聖書について も「聖書翻訳出版常置委員会」を組織。米英などの聖書 協会が出資し、1887(明治20)年に聖書全巻の翻訳が 完成。「明治訳」(元訳)と呼ばれる旧約部分は現在も出 版されている。峻厳かつ高雅な文章で、文学にも多々引 用されるなど、日本の思想史、文化史上の金字塔と言わ れている。 新共同訳 1987年(旧約、新約、旧約聖書続編)発行 【底本】旧約=ビブリア・ヘブライカ・シュトットガルテンシ ア(ドイツ聖書協会)、新約=Greek New Testament 修正第3版(UBS)、旧約聖書続編=ギリシア語旧約聖書 (ゲッティンゲン研究所)とウルガタ版聖書(ドイツ聖書 協会) 18年の歳月をかけて生まれた現代日本の代表的翻訳。 カトリック教会とプロテスタント諸教会の聖書学者70人 以上の英知を結集。わかりやすい日本語であると同時 に、典礼、礼拝に用いられるのにふさわしい格調高い訳 文で、日本の8割の、教会およびキリスト教主義学校で 用いられている。「聖書 新共同訳」には従来の旧約聖書 と新約聖書のみの版、およびカトリックをはじめとする第 二正典を用いる教会のために旧約聖書続編がつく版が 用意されている。 聖書協会共同訳 2018発行 【底本】(1)旧約聖書「ビブリア・ヘブライカ・シュトットガル テンシア」(ドイツ聖書協会)および、「ビブリア・ヘブライ カ・クインタ」のすでに発行されている分冊(同)、(2)新約 聖書「ギリシア語新約聖書(修正第5版)」(ドイツ聖書協 会)、(3)旧約聖書続編「ギリシア語旧約聖書」(ゲッティン ゲン研究所)※『エズラ記(ラテン語)』「ウルガタ版聖書」 (ドイツ聖書協会) 2018年、カトリック教会とプロテスタント諸教会の2度 目の共同訳として発行された。日本を代表する聖書学 者・専門家が参加した翻訳事業の成果で、聖書学や周辺 諸学の最新の成果を取り入れ、訳語の統一も可能な限り 図られている。歌人、詩人、日本文学者が事業の初期の 段階から関わったことから、引き締まった日本語となり、 原文に忠実かつ文学性の高い翻訳として評価も高い。 聖書協会共同訳 聖書〈訳文/構成〉 1

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