今日の聖句
2021年5月6日
新しい生命
従って、今や、キリスト・イエスにある者は罪に定められることはありません。
キリスト・イエスにある命の霊の法則が、罪と死との法則からあなたを解放したからです。
律法が肉により弱くなっていたためになしえなかったことを、神はしてくださいました。つまり、神は御子を、罪のために、罪深い肉と同じ姿で世に遣わし、肉において罪を処罰されたのです。
それは、肉ではなく霊に従って歩む私たちの内に、律法の要求が満たされるためです。
肉に従う者は肉のことを思い、霊に従う者は霊のことを思います。
肉の思いは死であり、霊の思いは命と平和です。
なぜなら、肉の思いは神に敵対し、神の律法に従わないからです。従いえないのです。
肉の内にある者は、神に喜ばれることができません。
しかし、神の霊があなたがたの内に宿っているなら、あなたがたは肉の内にではなく、霊の内にあります。キリストの霊を持たない者は、キリストに属していません。
キリストがあなたがたの内におられるならば、体は罪によって死んでいても、霊は義によって命となっています。
イエスを死者の中から復活させた方の霊が、あなたがたの内に宿っているなら、キリストを死者の中から復活させた方は、あなたがたの内に宿っているその霊によって、あなたがたの死ぬべき体をも生かしてくださるでしょう。
それで、きょうだいたち、私たちは、肉に従って生きるという義務を、肉に対して負ってはいません。
肉に従って生きるなら、あなたがたは死ぬほかはありません。しかし、霊によって体の行いを殺すなら、あなたがたは生きます。
神の霊に導かれる者は、誰でも神の子なのです。
あなたがたは、人を奴隷として再び恐れに陥れる霊ではなく、子としてくださる霊を受けたのです。この霊によって私たちは、「アッバ、父よ」と呼ぶのです。
この霊こそが、私たちが神の子どもであることを、私たちの霊と一緒に証ししてくださいます。
子どもであれば、相続人でもあります。神の相続人、しかもキリストと共同の相続人です。キリストと共に苦しむなら、共に栄光をも受けるからです。
(ローマの信徒への手紙 8:1-17)
『聖書 聖書協会共同訳』より引用