今日の聖句

2021年7月20日

神の愛

たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、愛がなければ、私は騒がしいどら、やかましいシンバル。

たとえ私が、預言する力を持ち、あらゆる秘義とあらゆる知識に通じていても、また、山を移すほどの信仰を持っていても、愛がなければ、無に等しい。

また、全財産を人に分け与えても、焼かれるためにわが身を引き渡しても、愛がなければ、私には何の益もない。

愛は忍耐強い。愛は情け深い。妬まない。愛は自慢せず、高ぶらない。

礼を失せず、自分の利益を求めず、怒らず、悪をたくらまない。

不正を喜ばず、真理を共に喜ぶ。

すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。

愛は決して滅びません。しかし、預言は廃れ、異言はやみ、知識も廃れます。

私たちの知識は一部分であり、預言も一部分だからです。

完全なものが来たときには、部分的なものは廃れます。

幼子だったとき、私は幼子のように話し、幼子のように思い、幼子のように考えていました。大人になったとき、幼子のような在り方はやめました。

私たちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ていますが、その時には、顔と顔とを合わせて見ることになります。私は、今は一部分しか知りませんが、その時には、私が神にはっきり知られているように、はっきり知ることになります。

それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残ります。その中で最も大いなるものは、愛です。

(コリントの信徒への手紙一 13:1-13)

『聖書 聖書協会共同訳』より引用