海外の支援は「聖書協会世界連盟(United Bible Societies)」を通じて行っています。

「聖書協会世界連盟」とは

第2次世界大戦が終わった翌年の1946年、当時の主要な13の聖書協会が集まって設立されました。英語の頭文字をとって、UBSと呼ばれています。戦争で荒廃した世界に、協力して聖書を届け、世界平和と福音化に一致して貢献することを使命としています。

日本は最初に支援を受けた国

UBSが設立されて、真っ先に聖書の支援を受けたのは日本でした。700万冊もの新約聖書が贈られ、多くの人がそれによって救われて、戦後のキリスト教会の成長が支えられました。

日本は「受ける国」から
「捧げる国」へ

戦後も長く英・米の聖書協会から援助を受けていましたが、1969年に財政的独立を果たし、「捧げる聖書協会」になるように転換を図りました。

2021年1月現在、UBSに加盟・準加盟している聖書協会は149に上りますが、その大部分は支援を必要としており、その支援のために「捧げる聖書協会」は20ほど。日本聖書協会はその数少ない「捧げる聖書協会」として、これまでに受けた恵みに応え、世界への責務を果たすべく努力をしています。

UBSを通した支援は
2つの柱で行われています。

1. UBS協力金

UBSの存続維持と、世界中で聖書普及の活動をサポートする「グローバルミッション活動」を支えるための協力金です。2022年度は66,586ドル、7,701,084円を送ります。

2. プロジェクト支援

現地聖書協会が運営する聖書普及のプロジェクトに直接支援を行います。2022年度には8か国に総額10,033,073円の支援を行う予定です。

緊急支援

ウクライナ 1,156,562円(10,000ドル)

現地聖書協会の活動支援

危機に直面するウクライナ聖書協会と、ウクライナを支援する周辺地域の聖書協会の活動を支援します。ご献金額が支援額を超えた場合には、追加の支援を行う予定です。

欧州

クロアチア
100万円

現地聖書協会への支援

バルカン諸国は政治・経済の基盤が弱く、聖書協会の活動が特に困難です。クロアチアは近年大きな地震に見舞われ、続くコロナ禍の中でも、聖書協会は教会と人々に聖書を届けるべく働きを続けています。現地聖書協会の活動継続を支援します。

欧州

セルビア
100万円

現地聖書協会への支援

バルカン諸国は政治・経済の基盤が弱く、聖書協会の活動が特に困難です。セルビア聖書協会はバルカン半島全体の聖書頒布について、中核的な働きを担い、コロナ禍の中でも教会と人々に聖書を届けるべく働きを続けています。現地聖書協会の活動継続を支援します。

欧州

アルバニア
200万円

バイブル・センターの設立支援

聖書協会の活動が困難なバルカン半島の中でも、アルバニアの経済状況特に厳しく、支援を必要としています。オスマン帝国支配や共産主義政権の歴史から、人々の間に聖書の理解が薄く、聖書の学びを必要としている人々が多くいます。学びの拠点となるバイブルセンターの設立を支援します。

欧州

ポルトガル
876,511

聖書普及のための
デジタル技術開発支援

聖書本文及び関連資料をデジタルデータ化し、国内で利便性の高いアプリなどの提供を行うほか、その技術基盤をアフリカ諸国に共有し、グローバルな聖書頒布に貢献することを目指しています。必要なデジタル技術の習得と活用のための環境整備を支援します。

アジア

アルメニア
100万円

エキュメニカル・サマーキャンプの開催支援

教会に通う若者たち、養護施設で暮らす青少年たち、紛争地から逃れて避難してきた青少年たちを集め、聖書に基づく価値観と諸教派の寛容・融和の精神を学ぶサマーキャンプの開催を支援します。

アジア

バングラデシュ
100万円

女性と子どものための
識字能力開発支援

5年間の義務教育を修了できない子どもが15%あり、中等教育への進学者は30%ほどにとどまるバングラデシュには、読み書きがうまくできず、聖書を読むことも難しい人々が多くいます。農村の教会を拠点に識字教室を開き、聖書を自分で読めるようになることを目指す活動を支援します。

アジア

カザフスタン
100万円

家庭への聖書配布支援

聖書について、キリスト教について触れる機会は限られている国情ですが、求める家庭に、一人ひとりに、聖書を届ける活動が地道に続けられています。現地聖書協会の活動継続を支援します。

アジア

スリランカ
100万円

子どもと若者の
ための識字能力開発支援

農村やスラムの中には、学校に通えず、読み書きのできない青少年たちが多く住んでいます。更に、コロナ禍による学校の閉鎖も相次ぎ、教育の機会は益々失われています。地域の教会やキリスト教組織を拠点に識字教室を開き、聖書を自分で読めるようになることを目指す活動を支援します。

日本聖書協会は「すべての人が、自分の言葉で聖書を読み、自分自身の聖書を持つことのできる世界」の実現を目指しています。
今あなたが、「聖書を持つ恵み」を感じておられるなら、ぜひその祝福をお分かちください。

献金のお願い

ひとりでも多くの方に神のみ言葉を。日本聖書協会の活動をお支えください。

手話訳聖書製作支援献金

翻訳とビデオ制作の費用はすべて皆様からの寄付で賄われているので、「DVD 1枚100円」「アプリは無料」で手話訳聖書を見ることができます。

点字聖書製作支援献金

点字聖書の製作費が、すべて皆様からの献金で賄われています。
点字聖書は半世紀以上、皆様のご寄付により届けられてきました。

国内視聴覚事業献金

講習会の開催やメディアの研究・製作には多額の費用が掛かりますが、多くの方に利用していただくため、利用者の負担を少なくする努力を続けています。
この活動をこれからも継続していくため、皆様のご支援をお願いいたします。

国内災害献金

日本聖書協会では、被災された教会とその教会員の方々、教会関連施設への支援のため、「国内災害献金」の受付を開始しました。

神戸バイブル・ハウス支援献金

クリスチャンセンター「神戸バイブル・ハウス」は阪神淡路大震災を経て2003年、神戸聖書展の成功を機に再建され10年目を迎えました。

ライフ・メモリアル献金

「ライフ・メモリアル献金」は皆様が歩まれた日々の証しを、聖書として次代へ贈るための献金です。

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