
2018年7月
パトモス島(ギリシア)
「わたしは、神の言葉とイエスの証のゆえに、パトモスと呼ばれる島にいた。」(ヨハネ黙示1:9)使徒ヨハネがキリストの黙示を受けて、迫害に苦しむアジア州の七つの教会に励ましの手紙を書いた島。エーゲ海の小島パトモスは、ローマ時代は罪人の流刑の地であった。島の南側中腹にヨハネが黙示を書いたと伝えられる「黙示の洞窟」が残されている。11世紀には山頂に聖ヨハネ修道院が建てられた。
撮影:横山 匡

横山 匡 プロフィール
1937年高知県に生まれる。53年キリスト教に入信。84年に1年間イスラエルに滞在し写真撮影に専念。92年フリーカメラマンとして独立。「横山フォトライブラリー」開設。聖書の舞台を中心に世界各地で取材活動を展開中。
著書
「イスラエルに見る聖書の世界」旧約編、新約編。
「トルコ・ギリシア聖書の世界」使徒行伝編。
「イスラエル花景色」 以上(ミルトス)。
「目で見る聖書の時代」月本昭男氏と共著。(日本キリスト教団出版局)。
「アダムの青春と魚」「海はワイン色」「遥かなるパン」池田裕氏と共著。
「新聖書植物図鑑」廣部千恵子氏と共著。 以上(教文館)
写真集「ガリラヤの春」「波濤を越えて」「荒野の果てに」 以上(小堀グラフィックス)
他多数。