
2025年8月
パトモス島(ギリシア)
エーゲ海のトルコに近い、ドデカニサ諸島にあるパトモス島は、鹿児島の桜島より少し大きい火山岩の島。ローマ時代は犯罪者の流刑の地であった。ヨハネはこの島に流されて、黙示録を書いた。「わたしは、神の言葉とイエスの証のゆえに、パトモスと呼ばれる島にいた。」(ヨハネの黙示録19)山の中腹にヨハネが黙示録を書いた「幽閉の洞窟」教会があり、4世紀ごろから、キリスト教徒の重要な巡礼地となった。
撮影:横山 匡

横山 匡 プロフィール
1937年高知県に生まれる。53年キリスト教に入信。84年に1年間イスラエルに滞在し写真撮影に専念。92年フリーカメラマンとして独立。「横山フォトライブラリー」開設。聖書の舞台を中心に世界各地で取材活動を展開中。
著書
「イスラエルに見る聖書の世界」旧約編、新約編。
「トルコ・ギリシア聖書の世界」使徒行伝編。
「イスラエル花景色」 以上(ミルトス)。
「目で見る聖書の時代」月本昭男氏と共著。(日本キリスト教団出版局)。
「アダムの青春と魚」「海はワイン色」「遥かなるパン」池田裕氏と共著。
「新聖書植物図鑑」廣部千恵子氏と共著。 以上(教文館)
写真集「ガリラヤの春」「波濤を越えて」「荒野の果てに」 以上(小堀グラフィックス)
他多数。