海外の支援は「聖書協会世界連盟(United Bible Societies)」を通じて行っています。

聖書協会世界連盟・世界大会(UBS World Assembly 2023)
2023年10月13-17日 エグモンド・アン・ゼー(オランダ)
聖書協会世界連盟・世界大会(UBS World Assembly 2023)
2023年10月13-17日 エグモンド・アン・ゼー(オランダ)

「聖書協会世界連盟」とは

第2次世界大戦が終わった翌年の1946年、当時の主要な13の聖書協会が集まって設立されました。英語の頭文字をとって、UBSと呼ばれています。戦争で荒廃した世界に、協力して聖書を届け、世界平和と福音化に一致して貢献することを使命としています。

日本は最初に支援を受けた国

UBSが設立されて、真っ先に聖書の支援を受けたのは日本でした。700万冊もの新約聖書が贈られ、多くの人がそれによって救われて、戦後のキリスト教会の成長が支えられました。

日本は「受ける国」から
「捧げる国」へ

戦後も長く英・米の聖書協会から援助を受けていましたが、1969年に財政的独立を果たし、「捧げる聖書協会」になるように転換を図りました。

2023年10月現在、UBSに加盟・準加盟している聖書協会は150以上になりますが、その大部分は支援を必要としており、その支援のために「捧げる聖書協会」は20ほど。日本聖書協会はその数少ない「捧げる聖書協会」として、これまでに受けた恵みに応え、世界への責務を果たすべく努力をしています。

UBSを通した支援は
2つの柱で行われています。

1. UBS協力金

UBSの存続維持と、世界中で聖書普及の活動をサポートする「グローバルミッション活動」を支えるための協力金です。2024年度は約800万円を送ります。

2. プロジェクト支援

現地聖書協会が運営する聖書普及のプロジェクトに直接支援を行います。2024年度には7か国に総額700万円と、ウクライナと同国を支援する周辺国の聖書協会に特別支援献金(年度内の募金全額)の支援を行う予定です。

特別支援

1,494,500円(10,000ドル)[2023年度送金]

現地聖書協会の活動支援

危機に直面するウクライナ聖書協会と、ウクライナを支援する周辺地域の聖書協会の活動を支援します。2024年度はご献金額を全額、適切なタイミングで送金いたします。

アジア

アルメニア
100万円

アルツァフのアルメニア人の支援

アゼルバイジャンから軍事的に虐げられているアルツァフの人々を支援します。アルメニア聖書協会は聖書を配布し、心理的・精神的危機克服のための、応急処置薬をはじめとする物資の提供や、アートセラピーなどを行っています。

欧州

クロアチア
100万円

ボスニア・ヘルツェゴビナでの活動の支援

バルカン諸国は政治・経済の基盤が弱く、聖書協会の活動が特に困難です。中でもクロアチア聖書協会はイスラム教徒の多いボスニア・ヘルツェゴビナに暮らすクリスチャンの宣教活動を支援しています。また、新しい聖書翻訳も完成に近づいています。

欧州

セルビア
100万円

女性信徒を支えるプログラム支援

「金よりもはるかに尊い信仰(1ペト1:7)」をテーマに、セルビアの全教派の女性クリスチャン向けのプロジェクトを支援します。セルビア聖書協会の女性チームがFacebookを通して週6日間、毎日の聖書と祈りと、地元の教会の日曜日の礼拝への参加を奨励することを柱に、参加者に励まし、慰め、癒しを提供します。他に1教会での毎月の集会と春・夏・秋のイベントを開催し、社会的立場の弱い女性たちが聖書によって強くされるよう協力します。

欧州

アルバニア
100万円

バイブル・センターの運営支援

世界の聖書協会からの献金により昨年完成したバイブル・ラーニング・センターを活用し、ここに集って行われる聖書翻訳に関する幅広い学びのプログラムを支援します。

中東

レバノン
100万円

聖書協会本体のエネルギー対策への支援

レバノン政府からの電力供給は1日平均3時間だけだそうで、ダウンしている間は聖書協会の建物の発電機に頼るしかありません。同地で年に300日降り注ぐ太陽光による発電設備や、インバーター分割ユニットを整えること、そしてLED照明化も実施します。

アジア

ラオス
100万円

聖書を用いた識字教育の支援

情報開示にセンシティブな事情があり、詳細を公にできませんが、識字教育の教材に最近改訂された聖書を用いる件について支援します。

大洋州

南太平洋諸国
100万円

経済的な理由で聖書を所有できない太平洋の島嶼国の人々へのプロジェクトの支援

詳細は4月にUBSアジア・コーディネーターと検討し、決定次第更新します。

世界の聖書協会は「すべての人が、自分の言葉で聖書を読み、自分の聖書を持つことができる世界」を目指しています。
あなたが与えられている「聖書を持ち、自由に読める祝福」を、ぜひお分かちください。

献金のお願い

ひとりでも多くの方に神のみ言葉を。日本聖書協会の活動をお支えください。

手話訳聖書製作支援献金

翻訳と動画制作の費用はすべて皆様からの寄付で賄われていますので、完成した日本手話による動画は専用のアプリ、YouTubeで誰でも見ることができます。

点字聖書製作支援献金

点字聖書の製作費が、すべて皆様からの献金で賄われています。
点字聖書は半世紀以上、皆様のご寄付により届けられてきました。

国内視聴覚事業献金

講習会の開催やメディアの研究・製作には多額の費用が掛かりますが、多くの方に利用していただくため、利用者の負担を少なくする努力を続けています。
この活動をこれからも継続していくため、皆様のご支援をお願いいたします。

国内災害献金

日本聖書協会では、被災された教会とその教会員の方々、教会関連施設への支援のため、「国内災害献金」の受付をしております。

神戸バイブル・ハウス支援献金

クリスチャンセンター「神戸バイブル・ハウス」は阪神淡路大震災を経て2003年、神戸聖書展の成功を機に再建され20年を迎えました。

ライフ・メモリアル献金

「ライフ・メモリアル献金」は皆様が歩まれた日々の証しを、聖書として次代へ贈るための献金です。人生の、信仰生活の節目に、記念の献金を捧げましょう。

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