第64回 聖書和訳頌徳碑記念式典が開催されました

2025年10月7日(火)、愛知県知多郡美浜町小野浦にて「第64回聖書和訳頌徳碑記念式典」を執り行いました(主催:日本聖書協会)。明治以降の聖書日本語翻訳事業の端緒となった、最古の和訳聖書「ギュツラフ訳聖書」『約翰福音之傳』(1837年)と、その翻訳に関わった岩吉・久吉・音吉らの功績を偲び、美浜町関係者、近隣教会の方々をはじめ、今年も多くの方々にご参列いただきました。

当日は、美浜町の八谷充則町長、復興大臣の伊藤忠彦衆議院議員(代読)、音吉顕彰会の齋藤宏一会長、シンガポール大使館のニコラス・タン二等書記官のほか、具志堅聖総主事、シンガポール聖書協会のエゼキエル・タン総主事が記念の辞を述べました。

午後に行なわれた、記念講演会では、カトリック名古屋教区の松浦悟郎司教 をお迎えし、現代社会における教会の役割と歩みについてお話しいただきました。社会の変化や課題に直面する中で、教会はどのように応答し、信仰を証ししていくべきか、カトリック教会の歴史と実践から、示唆に富んだお話しを伺いました。