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文語新約改訳委調
左からハリントン、別所傳之助、フォス、デビソン、松山高吉、川添万寿朗、ラルネデ
1917(大正6)年10月5日、大正改訳 新約聖書を完成、出版した。
「文語訳」1887(明治20)年完成
新約聖書はヘボン、S.R.ブラウンを中心とする「翻訳委員社中」が、1874(明治7)年から翻訳を始め、分冊で順次出版し、1880(明治13)年に完成した。一方、旧約聖書の翻訳は、1878(明治11)年に「聖書常置委員会」を組織し、本格的に翻訳が開始された。翻訳には、欽定訳英語聖書、ブリッジマン・カルバートソン漢訳聖書などが参考にされた。
1887(明治20)年全部の翻訳が完成し、翌年、歴史的な完成感謝の祝賀会が東京・築地の新栄教会で開催された。米国、英国、スコットランドの聖書協会の経済的助力による。これが、「明治訳」(元訳)と言われるもので、その旧約聖書は、今でも「文語訳」として用いられている。
「明治訳」の新約聖書はその後改訳されて、1917(大正6)年10月に出版された。大正改訳として有名である。

1951(昭和26)年4月、時代の要請に応えて、
口語編纂への改訳が始まった。作業は、東京・銀座の
日本聖書協会の一室で行われ、着手後3年半で、
新約が出来1955(昭和30)年には完成した。
「口語訳」1955(昭和30)年完成
1950(昭和25)年ごろになると戦後の現代かなづかい、当用漢字の制定などによる国語の変化や聖書学の急速な進歩で、聖書改訳要求が次第に高まってきた。1951(昭和26)年4月、米、英両聖書協会の協力を得て、翻訳が始まった。この翻訳は、初めて日本人の聖書学者によってなされ、1954(昭和29)年に新約、1955(昭和30)年に旧約が完成し出版された。
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