2020年8月
ソロモンの池
「池を幾つも掘らせ、木の茂る林に水を引かせた。」(コヘレト2.6)と記されているところから、ソロモンの池と呼ばれているが実際はヘロデ王が作ったもの。ベツレヘムの南西4kmにある。3面の貯水槽が作られていて、一番大きな下の池は、長さ174m、幅75m、深さ11mの巨大なもの。サイフォンの原理で山越え谷越え21kmの導水管を使って直線距離で10km離れたエルサレムに送水された。
撮影:横山 匡
横山 匡 プロフィール
1937年高知県に生まれる。53年キリスト教に入信。84年に1年間イスラエルに滞在し写真撮影に専念。92年フリーカメラマンとして独立。「横山フォトライブラリー」開設。聖書の舞台を中心に世界各地で取材活動を展開中。
著書
「イスラエルに見る聖書の世界」旧約編、新約編。
「トルコ・ギリシア聖書の世界」使徒行伝編。
「イスラエル花景色」 以上(ミルトス)。
「目で見る聖書の時代」月本昭男氏と共著。(日本キリスト教団出版局)。
「アダムの青春と魚」「海はワイン色」「遥かなるパン」池田裕氏と共著。
「新聖書植物図鑑」廣部千恵子氏と共著。 以上(教文館)
写真集「ガリラヤの春」「波濤を越えて」「荒野の果てに」 以上(小堀グラフィックス)
他多数。