日本基督教団 沼津教会通読会レポート 2007年9月23日~30日

日本基督教団 沼津教会通読会レポート
日本基督教団 沼津教会通読会レポート

日本基督教団 沼津教会では、2007年9月23日~30日において旧新約聖書全巻を通読しました。

聖書全巻リレー通読の報告

日本基督教団 沼津教会

期間:期間:2007年9月23日~9月30日
場所:日本基督教団 沼津教会
通読会の名称:「ステンドグラス完成記念」聖書リレー通読
所要時間:91時間
参加人数:約100名
参加者層:教会員65名、教会員以外35名

沼津教会牧師 宮本義弘

参加者の証し
聖書リレー通読を体験して
古川雅一(求道者)

8月23日より始まった聖書リレー通読も30日に無事に終わることができました。「聖書リレー通読」の話を聞いたのは8月の礼拝のときでした。普段、人見知りで人前に出ることが苦手な私が、躊躇なく進行表に名前を書き入れることが出来たのは、7月から母の看病の合間に病室で教会からもらった新約聖書を読んでいたので、構えることがなかったからでした。

しかし、スタート一週間前の礼拝説教の中で、宮本先生が「何のために聖書リレー通読をするのか?」「自分の達成感のためにするのではない」と言われ、その言葉を聞いたときに、私はいつもの自分に戻っていく感じがして、いろいろ思い悩み始め不安感が広がっていきました。自分の気持ちが不安定のまま月曜日に仕事に行くと、自分が進行表に名前を書き入れた土曜日に休日出勤を頼まれ、より一段と悩みが深くなりました。出勤に関しては返事を一日待ってもらい、帰宅後いろいろ策を考え、時間の許す限りリレー通読に参加し、穴の空くところを友人に頼むこととして翌日、休日出勤できる旨を伝えようとしました。ところが、他の人が出勤できるようになり、私が出勤をしなくてもよいことになっていることを聞いて、神さまが自分に何の悩みもなくリレー通読に参加するように導いてくれていると思い、思い悩むことは無いんだなあと感じていくうちに気持ちまで楽になりました。神さまを信じられる気持ちが強くなり、感謝をもってリレー通読に臨みたいと思い当日まで安らかな気持ちでいることができました。

そして、リレー通読初日、いよいよ自分の時間が来たので読み始めていきましたが、間違わずに読むことで精一杯で、聖書の言葉を考えて読むことはできませんでした。しかし、気分はスッキリとしていました。次の朝、二回目の時には会堂に広がる自分の声を聞きながら集中でき、心よい状態のまま30分が過ぎていきました。金曜日、「もっとたくさん名前を書けばよかった!」などと思いながら最後の通読が終わりました。

今回のリレー通読で私にとってとても聖書が身近に感じることができ、はるか昔から聖書を通じて神さまが慈しみや恵みを与え、進むべき道を示してくれていると強く思えるようになりました。ぜひ来年も「聖書リレー通読」が行われ、参加を許されますように、神さまにお願いをしていきます。