聖書翻訳の歴史 | 翻訳史1 ザ・バイブル

 

1 ザ・バイブル
2 聖書は何語で書かれたか
3 聖書の成り立ち
4 聖書は写本で伝えられた
5 ギリシア語の写本
6 パピルスやヴェルムに
7 翻訳された聖書 古代訳
8 民衆の聖書となる 現代語への翻訳
 
パピルス
写真の説明
パピルスはナイル川などの湿地帯に自生し、背丈5m余りに成育する。パピルス紙のほかにも、古代エジプト人の生活にとってきわめて重要な材料であった。茎は食用にされ、また繊維状の皮でマットや篭、帆、ロ-プ、サンダルなどを作ったり、さらに茎を束ねて舟を作った。(写真提供/横山  匡)
 
書物の中の書物

聖書を表す語として知られているバイブルは、ギリシア語のビブリオンに由来し、書物を意味する。古代の紙の材料であるパピルスはエジプトのナイル川流域に多く自生したパピルス草の茎の髄を薄く裂いて作られた。このパピルスの髄の部分をビブリオンといったことから書物を意味するようになった。聖書正典は「創世記」から「ヨハネの黙示録」まで66冊の書物から成っているが、統一性を持った一冊の書物なのである。 聖書は必ず定冠詞をつけてザ・バイブルと言う。

 
キリスト教の規準である聖書

聖書はキリスト教の正典(カノン)である。カノーンというギリシア語は尺度・規準という意味である。ヘブライ語ではカーネーとなり、葦の茎のことである。旧約時代の人々はまっすぐな葦の茎を竿尺として用いたので、「測り竿」の意味にも使われる。ここから「尺度」「規準」という意味が出てくる。聖書がキリスト教のカノンであるとは、聖書はキリスト教の信仰内容を正しく理解し伝えるための規準であることを示している。

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